指先とハンドクリーム

食べたり読んだり日記を書いたり

日記:7月25日〜30日

7月25日(火)

熟睡できたので起きた感じが全然違う。睡眠大事。昨日の夕方から左手の親指以外の四本指がジンジン痛くて、気休めに湿布をぐるぐる巻いて寝た。あんまり痛みは引いてない。仕事で左手を使いすぎるとたまにこうなっていたけど、ここまではっきりと痛いのは初めてだったので整形外科に行くか迷う。自然治癒するか微妙なライン。若干腫れてて強張りがあるし、週末の三連勤で左手が不自由だと絶対困るので気は進まないけど行くことにした。

順番を取ってもらって、診察まで一時間くらいかかるらしいのでその間にスーパーへ。あさりのシチューが食べたいので材料を買う。一旦家に戻って食材を直してまた病院へ。レントゲンも撮ってもらったけど異常なく、まぁ痛めたんだねって感じで塗り薬をもらった。塗り薬!?と思ったけど、指は湿布が貼りにくいから塗り薬が主流なんだそう。便利だな。どデカいチューブをもらって、でかいなぁと思っていたら「肩とか腰とかにも、痛い時使ってもらっていいんで」って薬剤師さんに教えてもらった。じゃあお得かも。

帰って、冷たいそばを食べて遅番で出勤。二回薬を塗っただけで痛みがかなり緩和されたのでこれ病院行かんくても良かったのでは、とちょっと後悔した。私のアイスラテ、アイスティー代が…。まぁ健康のためには仕方ないか、と月を見ながら帰った。今日はスーパーも病院も行って出勤もして、とっても偉い。

 

7月26日(水)

今日は絶対家から出ない、出ないぞ!と強い気持ちを持って起きる。先に起きたTさんが洗い物をしてくれていて、お礼を言う。私の疲れが溜まってそうだなというタイミングで何も言わずにやってくれることがある。今日は休みだし洗えたけど、気遣ってくれて嬉しい。

コーヒーノキを日光浴させながら日記を書く。三時間くらいたくさん書いた。満足。ここに書いている日記を振り返ったり読み返したりすることはあまりなくて、都度書き上げることに満足している感じがある。あとは日記として残した安心感とか。

お昼はラーメンに卵を落としたやつと、昨日の残りの麻婆豆腐をちょっともらってミニ麻婆丼をセットにつけた。食べながらキヨのブレワイ実況を見る。これが幸せってやつですか…。そのままスプラトゥーンとティアキンをする。一応自分の中で、日記が書けてないのにゲームをやってはいけませんというルールがある。宿題みたいなもの。日記は書き始めたら楽しいけど怠けようと思えばいくらでも怠けられて、誰に言われたわけでもないのでやめたっていい。でもしばらくは日記を書こうと決めている。書き続けたら何かいいことがありそうな気がしている。

夕方、あさりのシチューを作る。三食分くらいどっさり作る。にんじん三本、きのこたっぷり、あとは玉ねぎとじゃがいも。宝探しみたいな感じでホタテを六つだけ入れた。おかわりして入っていた時うれしそうなTさんが可愛かった。私は知っていたのでちゃんと探し出してよそって食べた。

 

7月27日(木)

すでに猛暑に疲れている。最近結構アクティブだったので、その反動か今日も家にいたくて一日籠ることにした。汗をかいて荒れた肌も休めたいし、左手もお疲れだし、クーラーの効いた部屋から出たくない。今日もスプラトゥーンとティアキン日和だった。全然飽きない。

お昼は冷凍うどんと鯖缶で焼きうどんを作ろうと思って戸棚を開けたら鯵缶だった。鯵でも全然問題なかった。オイスターソースと醤油で味付けをして青のりを振って食べる。思いつきの適当ご飯だけど、ナイスな味だった。Tさんにも好評。夜はシチューの残り。

 

7月28日(金)

最近、家でやっている方の仕事がたくさんあるみたいだけど、お店での勤務で精一杯で全然手をつけてない。ちょっとだけ開いて、ふーん、そっかそっか、と思って閉じた。

遅番で出勤。Sから「ゆきこ素麺いる?」と聞かれた。いる、と即答。おばあちゃんから食べ切れないほどの量の素麺をもらったそうで、お裾分けしてくれるらしい。まだ今年は素麺を買ってなくて、そろそろ食べたいと思っていたので嬉しいタイミングだった。

頑張って閉店作業を終えて帰る。22時台なのに帰りが一番蒸し蒸ししていて暑い。べっちょり汗をかく。シャワーを浴びてすんなりと寝た。

 

7月29日(土)

今日もほんのちょっとだけ仕事をしてから遅番で出勤。先週社員さんに言われたことを行動に移すべく、どの時間もみっちり頭を使って頑張った。言葉にしないと伝わらないので、スルーせずにちゃんと呼び止めて、話す機会を作る。鬱陶しいと思われるだろうか。私も含めてみんなでやっていけば、誰か一人が嫌われ役にならずに済むと思っている。

店長が脇目に見ていて、こそっと褒められた。「頑張ってたね、いいこといいこと」と言うので「いいことです」とニッと笑ってやりました。Sが持ってきてくれた紙袋を覗く。素麺の束がいっぱい。麺つゆに鯖缶入れると美味しいらしいよ、と言うと「えー何それ魚臭そう」と顔をしかめていた。それが美味しいのに。

 

7月30日(日)

遅番で出勤。この三日間同じ流れの繰り返し。今日も全力で頑張った。余計なお世話かも、鬱陶しいかも、と思ったけど困ってそうだったので「私はこういう風にしてるんだけど、よかったら試してみて」と声をかけた。閉店作業中「そういえばお昼声かけてくれてありがとうございました。おかげでめちゃくちゃ助かりました」と言われてぽぽっと嬉しくなった。もしかしたらこれが頑張り方の正解なのかもしれない。

頑張っているのに自信が持てないとき、頑張り方が違うんだろうなぁと分かる。でもじゃあどうやって、何を頑張ればいいのか分からない。今日のは、もしかしたらこれかも、と思った。

連勤最終日、繰り返しの閉店作業にも帰り道の蒸し風呂のような暑さにもとことん嫌気がさして、帰るなり「全部がいや!」とTさんに訴えた。とりあえず風呂に入れておけば大抵機嫌が直ることを知っているTさんは「そっか〜。風呂入り」と微笑んでいた。お風呂上がり、脚を揉んでもらった。気持ちいい。仕方ない、今年の夏ももうちょっとだけ頑張ってやるか。