7月19日(水)
遅番で出勤した帰り道、兄弟の話題になり私が一人っ子だと言うと「そんな感じがする」と言われた。愛情をいっぱい受けて育った感じがするらしい。どんな感じそれ！愛情をいっぱい受けて育てられる＝親に甘やかされて苦労とか知らずに大人になれた幸運な人、みたいに揶揄されている気がするのは私だけなのだろうか。一人っ子だと宣言するといつもそんなことを言われる。愛情の形はいろいろあれど、ほとんどの子供が愛情をもらって育っていると思うけどな。早くに両親は離婚したし、長い間鍵っ子だったし、それなりに色々あったけど、それでも愛情が足りなかったと思ったことはない。じゃあ両親揃ってる一人っ子が一番愛情をもらえると言うこと？くだらない。一人っ子に対するイメージに不満大です！
7月20日(木)
起きて、さっそくスマホで給与明細を確認すると有給が反映されてなくてショックを受ける。出勤して店長にさらっと伝えると予想以上に謝られた。今月どこかに入れてもらえるみたい。言ってよかった。物価がばんばん上がっているので今月から食費の負担額を三千円増やした。Tさんの方がずいぶんと多く払ってくれていてさすがに申し訳ない。三千円だとあんまり変わらないかもしれないけど、ないよりはいい。
今日も遅くに帰宅。コンビニで買ったガルボの夏季限定バナナ味、中身が少なくてしゅんってなった。もうちょっと入れてくれてもいいやん…。でもガルボ好きだからまた買う。
7月21日(金)
休み。洗い物と洗濯。日記を書きたかったけど、お店で使うものの準備をせねばならず、朝の時間を使って終わらせた。後回しにしなかったので今日の夜の私がすごく感謝した。
出かけて、ORCIVALのボーダーをまた一着買い足してしまった。赤のボーダー。洗濯機にポイっと入れてがしがし洗ってもへこたれず、何シーズンも着られてデニムにもよく合うから何も考えずに手にとれて楽ちん。この夏お世話になります。
Nちゃんと待ち合わせ、Aに渡す結婚祝いのプレゼントを一緒に選んだ。誰かに喜んでもらうためにプレゼントを考えるのは楽しい。Aと合流して渡すと、ぱぁっと笑顔になって可愛かった。「最近こういうのをもらったりしてやっと実感が湧いてきた」と笑っていた。喋りながら飲んだアイスのロイヤルミルクティーが美味しくて癒された。
晩ご飯はTさんのチキンカツ。お手製オーロラソースがどんどんレベルアップしていてお店に卸せるくらいには美味しい。野菜不足だからミニトマトを小さく切って、ポン酢とごま油で和えて豆腐に乗せて食べた。
7月22日(土)
早番で出勤。途中から「ん？」と違和感を感じる。私の動き方がよくなかったんだろうな、と思いつつも自分から聞けず、どうなんだろう、そうなのかな、とずっとモヤモヤしていたら疲れた。へとへとで帰る。
Tさんは仕事休みで、私がご飯を食べている間もお風呂から上がってからも楽しそうにサモランしていて、疲れていたので作業通話が気になってイライラした。終わってこっちに来たTさんにそれを伝えて、これみよがしにイヤホンをしてキヨの実況動画を見ていた。どんなときもキヨのゼルダの実況は面白い。寝る前には仲直りしたので平和に就寝。今日も終わった。
7月23日(日)
昨日Tさんが買い物に行ってどっさり食料を買ってきてくれたので冷蔵庫の中にお宝がたくさん。普段見過ごしがちな和菓子コーナーから、Tさんはめざとく美味しそうなものを見つけて買ってくる。ベーグルにハムときゅうりを挟んだサンドイッチを持たせてもらって遅番で出勤。昨日の違和感はやっぱり当たっていた。社員さんと少し話をした。心の中で「違うんだよなぁ」と思われながら働くの、すごく嫌なので言ってもらえて本当にありがたかった。もうちょっと頑張れる？という内容の話はいつだって気が重たいし落ち込むけれど、いい部分も伝えてくれて相談も聞いてくれて、気遣ってくれているのがとても伝わったので私も頑張る。
職場でもTさんとの生活でも、言葉にすることの重要さをひしひしと、これでもか！と思うほど感じる。相手にどう伝わったかはその次に考えることであって、まずは言葉にしないことには絶対に伝わらない。態度だけで相手を不安にするのはよくない。言葉にして伝わればそれでいいし、伝わらなかったら言葉を重ねるしかない。でないと「分かり合えませんでしたね」ともならない。分かり合えなくても仕方がないけど、分かり合おうとした過程がないと納得は出来ない。
なんだかんだで遅くなってしまい22時半に帰宅。うまく眠れなかった。
7月24日(月)
目を開ける前からうまく寝れてないと分かる感じで起床。ちゃんと寝れてない時いつも歯を食いしばっていてしばらく肩周りが重い。歯磨きだけしてとりあえず日記を書いた。余裕と気力が無くて最近全然書けてなかった。
身支度して母と会う。正直体がしんどかったけど、せっかくなのでしゃんとして笑顔で向かった。呼びかけると母もパッとこっちを見て元気になって嬉しそうだった。ご飯を食べたり買い物したりして過ごす。仕事をどうするか、住む場所をどうするか悩んでいる母の話を聞く。「ゆきこちゃんだったらどうする？」と母はよく聞いてくるのでそのままの通りに考えて答える。結局は自分がどうしたいかなのに、なんで私の場合を聞いてくるのだろうと思うけど、それが迷うってことなのかな。嫌なことから逃げずに向き合い続けてきた母はとっても偉いので、もう無理しないでゆっくり考えて自分の好きなように生きれたらいいなと思う。
先月の誕生日ケーキ、ということでちゃっかり豪勢なケーキセットをご馳走になった。生クリームと紅茶ってなんでこんなに合うんでしょうねぇ。
夕方ごろ母を見送って、次はお店の人たちと待ち合わせ。時間通りに全員揃ってディナーを予約していたお店に入る。改めて外で会うと、なんか照れるねーと言い合って最初はみんな壁の絵とか観葉植物とかを謎に眺めていた。相手の顔を見るのも見られるのも恥ずかしい。お酒と料理が運ばれてくるとすぐに盛り上がって、みんな好き放題話していた。お肉が想像以上に柔らかくて、このお値段のコースにしては上出来だし量も申し分なかった。誰かが口を滑らせたり口が悪くなるたびに笑って、こういうのはお店だとないことなので楽しかった。Sの飲みっぷりが気持ちよくてかっこよく、みんなのグラスをみて「次何か飲む？」ってメニューを渡したりしているところが素敵だった。普段から気配りが上手な人ってどこの場所でもそうなんだな。比べてもしょうがないけど、敵わないと思った。仕方ない、明日も頑張りますかって言って別れた。
Tさんはもう寝ていて、そろりそろりと寝る支度をした。腕の匂いを嗅いで今日はぐっすり寝た。
