指先とハンドクリーム

食べたり読んだり日記を書いたり

日記:4月24日〜26日

4月24日

8時前に起きて、牛乳をチンして温かいカフェオレを飲む。洗い物。昨日の夜、Tさんをデート(アジアン食堂でランチ)に誘ったけどキッパリ断られたので、いそいそと日記を書いていたら「今からカフェ行くけど一緒に来る?」とお誘いいただいたので爆速で用意してウキウキで出かけた。今日は冬みたいに寒いのでホットミルクを注文した。お腹があったまってホッとする。そのあとアジアン食堂へ。タイ人のお姉さんが「お久しぶりね!」と嬉しそうに言ってくださって私たちも嬉しかった。めちゃくちゃ美味しいし、満腹だし大満足なお店。

帰りの電車に乗って、私だけ途中下車して定期を更新した。すぐそばにミスドがあったのでドーナツを2つ買う。Tさんの好きなハニーオールドファッションと気分でゴールデンチョコレートにした。クリーニング屋でマフラーを出して、買い物して帰った。細々とした用事が済んですっきり。

晩ご飯は冷凍餃子と青梗菜とえのきのかき玉スープ。食べ終わったときに「そういえば今読んでるエッセイが面白くてね」と私が話すと「創作なのでは?そういうブログとか書いて有名な人は創作だと思ってる。YouTuberみたいな。」と言われてびっくりして固まったあとバーバー泣いた。なんて事言うんだ。「なんでそんな捻くれた考え方するの。おかしいと思う。」と言って私がバーバー泣くのでTさんはタオルを取ってきて、ごめんごめん、ごめんなといっぱい謝ってきた。私が今好きでよく読んでいるエッセイや日記本の類は、著者が真剣に書いたもので、本当にあった出来事で本当にそう思ったから書いているものだと信じて読んでいる私はとても傷ついたのだ。利益を取るために面白おかしくするために創作を混ぜているなんて、なんてことを言うのだ。「じゃあ私がブログに日記書いて本にしたいなんて言って、私も創作すると思ってるの?」と攻めた。あまりに私が泣くので「ケーキ屋行くか?」と聞いてきた。行く。ひっこむ涙。

Tさんは客観的に物事を見ていること、分かっている。売り物として商売として、脚色する人だっているんだろう。それを確かめる術は読者にはないんだし。それでも私が胸を打たれたりしている本を、そんな一言で済まされるのは悲しかったのだ。

私はロールケーキを買ってもらい、Tさんはソフトクリームを舐めながら帰った。

私は人から反論されたあと、何にも言い返すことなく終わることが多い。意見の違う人に自分の言い分をきちんと伝えることは難しい。上手く言えそうにもないし、そういう考えの人なんだなと閉じてしまう。だからTさんに「あなたはおかしいと思う」と言えたこと自体に感動していた。人に対しておかしいと思う、だなんて今まで言ったことがあっただろうか。衝突があったあとのその人の反応を見て「もう二度と言わないでおこう」と何度思っただろう。Tさんは本当に大切なパートナーだなと思った。

お風呂上がり、私が読んでいる本に対してこれからはあんな風に言わないでねと念を押したところ、自分が酷いことを言ったつもりはなくてゆきこが泣いているのをみて初めて傷つけたんだと分かった。と言っていて、それにも私は感動したのだった。そうだったんだ…。そんな酷いこと言うなんて、と思うような言葉も本人には悪気がないかもしれないこと、そして自分がなんの悪気もなく言った言葉で人を傷つけることも十分考えられるということ。コミュニケーションを取ることは最も大切かもしれない。他人と暮らすのって面白い。

 

4月25日

1日家から出ず。寒いので布団に入って蘭たんのUndertaleの実況を見たりしていた。Undertaleは数えきれないほどたくさんの実況者のプレイを見ている。眠かったけど昼寝は我慢。Tさんがお肉が安いスーパーまで行ってお肉をまとめ買いしてくれた。晩ご飯はお好み焼き。私のお弁当用に牛肉のしぐれ煮を作ってくれた。美味しく食べて、明日にそなえて早めに就寝。温存に温存を重ねた日。

 

4月26日

5時起き。起きてすぐに化粧をしていると精神が全くついていってないのをひしひしと感じる。6時前からばっちり化粧をしている顔を鏡で見ると「あれ…なんで…?」という気分になる。頭が寝ているままヘルプ先のお店へ出勤。別のスタッフはもう着いていて、すでに色々と作業をしていた。とても感じ良くしていただいて、私もすぐに元気になった。早朝から人に優しく明るく振る舞えるって天才だ。

帰ってから手羽をグリルで焼いて、野菜の味噌煮込みうどんを作った。組み合わせがなんか変だけど自炊したし味も美味しかったのでなんの文句もない。

早起きしたから眠いんや〜とTさんが言うので21時半に寝た。早起きしたのは私のような気がするぞと思いながら、私も眠たかったので寝た。