指先とハンドクリーム

食べたり読んだり日記を書いたり

日記:2月28日〜3月3日

2月28日

昨日の夜、下着を捲ると左胸のところに膿みたいなシミがついていた。掻き壊した傷から出たもので、結構治っていたと思っていたからかなりショックだった。毎年冬に悩む発疹が今年は特にひどくてなかなか治らない。悩んだが、ちゃんと先生に診てもらったほうが安心するし、市販の塗り薬を使い続けるのも不安に思っていたので今日も皮膚科に行くことにした。体を見せるのは恥ずかしいから昨日とは違う女医さんのいる病院へ。

背中、腰、胸、膝の裏を順番に見せていく。私の傷心を察してか、とても優しく症状について話してくれた。「締めつけないものを着てね。ゆるっとしたやつね。」と言いながら先生がゆるっとした動きをつけていて、なんかいい人だなと思った。薬は穏やかで広範囲に塗れるものと、ちょっとしっかりめでピンポイントに使うやつと2種類もらった。クリームはステロイドと保湿剤を先生が調合したものらしく、手書きで「背中用」とシールが貼ってあった。温かい。

今年に入ってもう4回病院に行ったわけだが、どの先生もおまじないみたいに「治りますからね」と言ってくれた。そう言われると安心する。3月中に全部治りますように。

セブンに寄って、ごほうびにフルーツゼリーと桜味のバウムクーヘンを買って帰った。自分の時間をとって心を落ち着けようと思い、Netflixで「ちひろさん」を見ながらフルーツゼリーを食べる。だいぶ癒された。いい映画だった。

 

3月1日

春がきた。快晴、風なし。暖かくてエアコンをつけるのを忘れていた。先生が調合してくれた塗り薬が合ったのか、背中の発疹が信じられないスピードで治っている。嬉しくて心の中で先生にお礼を言いながら朝も薬を塗り込んだ。午前中は確定申告の準備をしたりなど。

お昼、Tさんの誘いで歩いてサイゼリアへ。コートを着ずに出かけてみた。安くて美味しくて最高と言いながら私はパスタを、Tさんは青豆のサラダとピザとドリアを食べていた。その後近くのクレープ屋に寄って、この前食べたいねと言っていた期間限定のいちごみるく味を買った。あの懐かしい三角のいちご飴が砕かれたトッピングが乗っていて、ビジュアルが可愛すぎてかなりテンションが上がりキャッキャ言ってしまった。キラキラだったのだ。海が見えるところまで歩いていって、クレープを食べた。ここに来るのが好きだ。

今朝、気まぐれでスタジオを予約したので時間になるまで神社のベンチに座って読書した。外で本が読めるなんて春が来たんだな、と外の空気を満喫。こんなに心穏やかなことはないと思った。

数年ぶりのスタジオなので入るときちょっとドキドキした。スタッフさんは「ちわーす」と言う。私は「こんにちは」と言った。バンドをしていた頃は私も「ちわーす」なんて言っていたのかな、なんて思いながら1人で弾き語りの練習をした。仕事がないから、せっかくならまた弾き語りの動画を作ってみようかと思ったのだ。ドラムセットやキーボード、触らないけど懐かしい。

スーパーに寄って帰宅。晩ご飯は粕汁。具材を切って煮るところまでして、Tさんに好きなだけ酒粕を入れてもらったらシチューみたいに濃い粕汁が出来た。美味しいけどさすがに濃すぎやでこれは。

 

3月2日

昨日の粕汁の残りを食べて遅番で出勤。いきなり怒鳴り声がしてそっちを向くとおじさんが台を叩きながら怒っていた。本来対応出来ない内容なのにそのお客をなだめるために対応せざるを得なかった。間違ったのはそっちなのに、まかり通ったことが悔しくてムカついて、でもそうするしかなくて睨みつけながら従った。そんな風に怒鳴り散らして自分がしたいようにして生きていくんだろうな。気分が悪いまま終える。「出来ません。帰ってください。」と言ってしまったら怒られるのは私なんだろうか。花粉が酷くてくしゃみと鼻水が止まらない。

 

3月3日

8時に起きて、歯磨きと洗濯。特に何も食べたい気分じゃ無かったのでアイスコーヒーを飲みながら確定申告をする。去年やったので多少スムーズだった。給与を入力しながら、去年はたくさん仕事があったんだなと思った。目処が立ったので20分ほど歩いてミスドへ。お目当ての汁そばとカフェオレのセット、期間限定の桜もちっとドーナツを注文する。イートインするのは初めてのお店だったが、キレイだし混みすぎてなくて居心地が良かった。店員さんがとても感じが良く親切で、その良い雰囲気がお店に漂っていた。持ってきた「ミスドスーパーラブ」を読む。ミスドで読むとすっごく楽しい。カフェオレのお代わり、来るかな…とドキドキしながら待っていたら「カフェオレのお代わりいかがですか?」と可愛らしい店員さんが満面の笑みで聞いてくれ、マグカップなみなみ注いでくれた。熱々のカフェオレを飲みながらこれを書いている。昨日、あのお客につられて自分自身が暗くなってしまって、きっと店の雰囲気も悪かっただろうなと反省。でも、動じないのって難しい。

スーパーに寄って帰宅。晩ご飯は野菜と豚肉たっぷりの焼きそば。私が炒めている横でTさんが嬉しそうに鳥の肝を煮ていた。生の肝はつやつやで真っ赤で、大量に鍋に入っているのを見るとうわ、と思った。ひとかけらもらったけどやっぱりレバーは苦手。

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