今日は「お題 #新生活が捗る逸品」について書いてみる。
初めて一人暮らしをしたのは秋だった。慣れない料理や家事に四苦八苦しながらも、自分だけの生活というのが新鮮で楽しんでいたように思う。
どの時間に何をしてもいいというのは言えば「何でも出来る」ということで、例えば遅くまでファミレスにいて、黙々と作業をしたりして帰ってもいいし、朝ごはんをしっかり作って食べて、お昼ご飯は省略して夕方まで好きに過ごしたりしてもいいし、一日の流れの枠に縛られることなく過ごせることにワクワクしていた。もちろん基本的な生活リズムはあまり乱れぬように気をつけないといけないけど。
私の、(新)生活が捗ると感じる物をとりあえず3つ。生活の中でずっと使い続けていて、これがあると楽しいし、物事が考えやすいというもの。
フィルムのハーフカメラ
日々のなんでもないことをフィルムで撮るのが好きだ。誰かと会ったりどこかへ行ったりした特別な日を撮るのももちろん好きだけど、なんでもなかった日も大切な一日で、残しておきたいと思う。空でも散歩道でも、好きなおやつや家に飾ったものなんかも。
私のオススメは一枚を二分割で撮ることが出来るハーフカメラというもの。一つのフィルムで普通のカメラの二倍の枚数撮れるからあんまり気にせずにパシャパシャ出来るのと、関連のない写真が隣に並んだりして面白い一枚になったりする。
生活の記録にもなるし、季節の移り変わりも感じられるので続けるととても楽しい。
なんでも書けるノート
なんでも書く、というルールを作る。
日記帳でもありスケジュール帳でもあり、自由帳でもある。作って美味しかったご飯のレシピ、読みたい小説、観に行った映画、欲しいものリスト、今月の目標、どこかで見た可愛い服の組み合わせ、などなど。書く間に頭で整理されるのといつでも見返して思い出せるのがいい。私はモレスキンの無地のノートを使っている。好きなサイズの好きなノートを使うのがいいと思う。あと、そんなに続かなくても、一貫性がなくても気にしないことを大切にしている。書きたいときに書いて、それが積み重なればいいかなと。
使いやすい薬缶
人それぞれよく使う道具があると思う。私は薬缶だった。コーヒーを淹れるのにお湯を沸かし、麦茶を作るのにお湯を沸かし、部屋が乾燥しているからとお湯を沸かし、お茶漬けを食べるのにも、インスタントスープを作るのにもチキンラーメンを作るのだって…笑
とにかく重宝するので手に馴染む使いやすい薬缶、オススメです。今は野田琺瑯のちょっと小ぶりのやかんを使っている。実家にいたときからよく使っていたから相棒みたいな感じ。いつかは一生物の東屋の銅乃薬缶も買いたい。
便利グッズではないけれど、毎日のいろんなことを記録しておくことであとで見返した時に当時の記憶や気持ちが蘇ったり、思い出が残ったりする。新生活なら尚更、特に毎年と変わらない春がやってきたって人も、是非。
季節が変わっても、春休みが終わっても、毎日穏やかな気持ちでいたい。