指先とハンドクリーム

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「窓辺にて」を観た

週に1度しかないサービスデーの日は大概出勤が多い。今回はこのチャンスを逃すまい!と「窓辺にて」を観に行った。

普段からしっかりしていない私だけど、映画館に行くとなるとマジでへっぽこである。まず、映画館そのものを間違えたことが2度ある。映画館に着いてから「え、上映してなくない!?」となり調べると違う映画館だった。幸いこの辺に映画館は多いので、ダッシュしてなんとか間に合わせて2回ともちゃんと観れた。他には上映時間を間違えたりなど。楽しみで、前日にちゃんとチェックするのになんでなんだろう。私は頭のネジが足りてない…と結構へこむ。今回は、さてそろそろ行こうかと思って念の為に調べたら上映時間5分前だった。嘘だー。30分勘違いしてた。近くにいたのでこれまたダッシュして向かう。チケットを買うときに「もう上映してるかと思うんですけど…すみません。」というと「今予告編なので大丈夫ですよ。」と言ってもらえた。次からは気をつけます。

今泉力哉監督の映画は大好きな作品も多いけど、全然つまらなかった作品もあって正直賭けに出る感じで映画館に入る。「街の上で」は会話劇が長く感じられてあんまり好きじゃなかった。あーこれは自分の好みではないかも…とじわじわ思いながら観る映画もそれはそれでいいけど、やっぱり好きな映画を見ている時が楽しい。

「窓辺にて」は好きな映画だった。2時間半あっという間で、上映後にポスターを眺めながら面白かったなぁ〜としみじみ思えた。題名もいいよね。窓辺っていい。稲垣吾郎さん演じるフリーライターの「市川茂巳」と玉城ティナちゃん演じる高校生作家の「久保留亜」2人の距離感、温度感が絶妙でどのシーンも良かった。既婚者と高校生という全然違う2人なのに全くちぐはぐではなくて、人と人の会話だった。コーヒーや本がよく出てきたり心に引っかかる言葉もたくさんあって、いいなぁと何度も思いながら観た。映画の内容を全然覚えられない人なのでほとんどぼんやりしてしまっているのが悔しい。好きな映画は何度か観るのでその中でゆっくり思い出していく感じ。

やっぱり今泉監督は会話劇なんだなぁと思う。人間模様とか対話って面白い。

ホラーとか見なさそうと言われるが意外にも好きである。今年見た「呪詛」と「女神の継承」は抜群に面白くって、呪詛なんて3回見た(笑)SNSでも話題になったけど、まだ見てない方は是非!どちらも絵面はグロいけど、ストーリーは面白いので!

好きな映画がまたひとつ増えて嬉しい。真冬が来る前にパフェ食べようかな。

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